フォーマルを知る。黒は日本の常識、世界の非常識

今までカジュアルな格好をしてきたし、カジュアルな格好の形式ばっていないというところに魅力を感じてきた。

それは自分がフォーマルな格好に堅苦しさを感じていたからと思う。

それが、結婚式を迎えるにあたり、式で身に着けるアイテムを選ぶ機会が多くなり、「フォーマルさ」を必然的に求めるようになった。

正直、「どうせ一生に一度だし全部レンタルのほうが邪魔にならないし安いだろう」と最初は思いながらセレクトをしていたが、パラダイムシフトになったのが、SUITという海外ドラマを見たこと。

主人公がとてつもなく格好良くタキシードを着こなしている姿を見て、おぼろげながら自分もカジュアルというカードだけでなく、フォーマルというカードを持てる男になりたいと思った。

さすがにタキシードはポンと買えるものではないが、タキシードと合わせるウィンドシャツやエナメルシューズのような少し手に取りやすいアイテムは、友人の結婚式でも使おうと思い、レンタルから購入に切り替えた。

購入に切り替えることで、それぞれのアイテムのことを深く調べるようになり、起源や生い立ちを知ることで、形式ばったフォーマルさが実は意外と実用的かつ合理的に組み上げられていたものなんだと分かり、親しみを持てた。

フォーマルな服装を着こなす事が出来るよう準備するのと同時に、そのような場に行く機会を作っていかないとな、と思う。

今のところはプアな僕の頭の中には、結婚式くらいしかアイデアが思いつかない泣

ちなみにこの本の解説はまた別途。今日は本を読むまでの自分のおはなし。

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