500日のサマー 感想
拝読させて頂いている方の記事に興味を受けて、妻と日曜の夜に鑑賞しました。
ある女性と恋に落ちてから、失恋を経て次の恋に出会うまでの500日を描いた映画です。
相手の一挙手一投足に感情を揺すぶられる主人公にくすぐったさを覚えながら、でもただのラブストーリーではないなと感じました。
それは、ミュージカルチックな演出や時系列を崩すストーリーの組み立て方によって、現実から一歩遠ざかった視点でストーリーが進行しているからだと思います。
ただのラブストーリーにすると、アクロバティックな演出や視聴者の想像を超える切替もなく、ほんとに取るに足らない恋物語でしかないので笑
但し、終始感じたのが、主人公のセンスのよさ。
冴えない穏やかな男性という雰囲気にも関わらず、彼のネクタイはその時の感情を十二分に表現しており、コーディネートの上手さが際立っていました。
また結局美男美女のコンビなので、職場や公園、屋上などの何処でも絵になります。
ここは羨ましいなと思いつつ、見てました。
恋に落ちたら負けという現実をまざまざと見せつけられる映画なので、気持ちが落ちている時にはあまり見たくないです。
ただし、友人や彼女等の同世代の人と見るには、色々とぶーぶー言いながら楽しめる映画だと思います。
P.S.
本当は深い映画みたいです。
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ただ、男はそこまで賢くない！笑
