服に命を捧げる人たち
サプールという生き方。精神力の世界。#book #sapeurs
先日嫁が買った本を読ませてもらった。
サプールとは、コンゴを中心に存在する、ファッションに重きを置いた人々のこと。
彼らの凄いところは、日々の生活を削り、月収数ヶ月レベルのスーツやシャツを身に纏っていること。
ある意味オタクにも似たところがあるが、彼らにはサプールとしてのポリシーを持ち、精神的にも周囲の人とは異なるということ。
食事や住居のように、直接命に関わりづらい衣服にマインドが傾倒しているからこそ、単純なオタクとしてでなく、紳士として人格形成がされているんだと感じた。
本当に欲しいものを追い求め、そのものに似合う人間として身も心も高めていける彼らを尊敬せずにはいられない。
一部でも自分に取り入れることができればと思う。